インフラ設計書についてまとめてみました

インフラ設計業務に携わって9ヶ月経ち、インフラ設計書の作成に慣れてきたのでこれまでに学習した内容をまとめてみました。
過去に独学で見様見真似で作成したwordpress(AWS)の設計書を見返してみましたが、 内容全然足りてませんし、今となっては恥ずかしいですね。

インフラ設計で作成するドキュメントは下記A-Eの5種類があります。
サンプルをアップしたいところではありますが、目次例のみのご紹介に留めます。
(持ち出しも出来ませんし・・)

A.インフラ基本設計書
インフラ廻りの内容について記述します。
具体的な目次例としては下記のようになります。

1.はじめに
2.システム概要
2.1ハードウェア構成
メーカー,製品名,プロセッサ,メモリ,内臓ディスク,インターフェース,サイズ(HxWxD),電源,重量,ユニット数,台数
2.2ソフトウェア構成
名称,メーカ,ソフトウェア名,バージョン
2.3機器収容設計
2.3.1 ケーブル接続図
2.3.2 ラック実装図
2.3.3 機器使用電源・コンセント数・消費電力
2.4アカウント一覧
2.5IPホスト一覧表
3.ネットワーク設計
3.1物理設計
3.2論理設計
3.3冗長性設計
3.4ルーティング設計
3.5管理設計
3.5.1 時刻同期設計
3.5.2 名前解決
3.5.3 SMTP/SNMP通知
3.5.4 ログ転送(Syslog)
4.サーバ設計
4.1 BIOS
4.2 バージョン、パッチ適用方針
4.3 ホスト名、ドメイン名
4.4 名前解決
4.5 時刻同期
4.6 ネットワーク
4.7 ファイアウォール
4.8 ディスクパーティション
4.9 その他
5.バックアップ設計
5.1 NW機器設定バックアップ
5.1.1 NW機器設定バックアップ方針
5.1.2 NW機器設定リストア方針
5.1.3 NW機器バックアップ設計
5.1.3.1 バックアップ方式
5.1.3.2 リストア方式
5.2 サーババックアップ
5.2.1 サーババックアップ方針
5.2.2 サーバリストア方針
5.2.3 サーババックアップ設計
5.2.3.1 バックアップ方式
5.2.3.2 リストア方式
6.ハードウェア監視設計
6.1 ハードウェア監視の基本方針
6.2 ハードウェア監視対象

B.詳細設計書
各機器のパラメータについて記載します。

C.単体試験仕様書:
詳細設計書に記載されたパラメータが設定されているかを確認します。
他、電源ON/OFFやNIC冗長なども試験に含めます。
詳細設計書と項番を合わせておくと、単体試験のパラメータ確認時に
照合が楽になります。

D.インフラ結合試験仕様書:
上位結線後のインフラでの連携確認をします。
インフラ基本設計書で記載されている内容が実現できるかという観点で確認します。

具体的な目次例としては下記になります。
1.ping疎通確認
2.管理画面アクセス確認
3.名前解決確認
4.時刻同期確認
5.障害試験
5.1NIC障害試験
5.2電源障害試験
6.バックアップリストア試験
7.監視試験
7.1SNMP通知確認
7.2メール通知確認

E.移行設計書
移行作業などが発生する場合は移行方式などを記載します。

設計書なので、ドキュメント内での内容の整合性、用語、言葉遣い、細かいところだとフォントも統一しておく必要があります。
ドキュメントのバージョンは納品する時(完成した時)がVer1.0になります。
作成中のものはVer0.5とかにします。
レビューは社内レビュー>社外レビューの流れで、
基本設計書と結合試験仕様書は対面で行い、詳細設計書と単体試験仕様書は回覧のみとするようです。
発表する人:レビューイ
聞く人:レビューア
と言います。
今、SIerに勤務していて、
良いコピー元のドキュメントがあるおかげで少ない労力でそれなりの品質の設計書を作成することが出来ています。
組織で働くメリットを享受できているだけで自分の力だと勘違いしてはいけないと自分に言い聞かせようと思います。

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