顧客から払い出されたIPのみでセグメントを分割する

今回は顧客に納品するサーバ構築で得たノウハウを公開します。

前提:
顧客に納品するサーバのIPは客先にて払い出し。
顧客からのIPの払い出しの回答には数営業日が必要。
当初マルチパスiSCSI接続に使用するIPは同一セグメントの4IPで設計するも
社内構築フェーズで疎通がうまくいかないことが判明。
急遽4IPのセグメントを分割することとした。

1.当初IPの割り振り

NetApp
Lif1:192.168.201.210/24
Lif2:192.168.201.211/24
他Lif

Linux
NIC1:192.168.201.15/24
NIC2:192.168.201.16/24
他NIC

Lif1とNIC1は光ケーブルで直結
Lif2とNIC2も光ケーブルで直結

192.168.201.15==192.168.201.210
192.168.201.16==192.168.201.211

の組み合わせで疎通させようとしていた。

同一セグメントの為、/32のポリシーベースルーティングで疎通させようとしていたが
疎通できなかった。

2.セグメント分割後のIP割り振り

Lif1:192.168.201.15/25
Lif2:192.168.201.210/25

Linux
NIC1:192.168.201.16/25
NIC2:192.168.201.211/25

192.168.201.16==192.168.201.15
192.168.201.211==192.168.201.210

の組み合わせで疎通。

幸い、192.168.201.15,16と192.168.201.210,211とアドレス範囲が分かれていたので
アドバイスに従い、
サブネットマスクを/24(255.255.255.0)から/25(255.255.255.128)
に変更することで
192.168.201.0-192.168.201.127
192.168.201.128-192.168.201.255
の2グループに分割すると
元々同一セグメントで計画したいたものをうまい具合に別セグメントに分割することができました。
疎通も成功です。

顧客に納品するサーバ構築ではIP自由に決められないなど
制約を受けた中で仕事を進めないといけないと学習。
今後もSIerならではのノウハウを公開していきたいと思います。

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